あんなにラブラブそうなカップルだったのに?

「え、、、嘘でしょ?てか何があったの?」

末央の悲しそうな目を見ていると信じたくはなかった。

「書道室で、、、知らない女の子と、、、、ハグ、、、してた、、、」

知らない女の子、、、か。

「でも、浮気とは限らないじゃん?ほら、14日に見返してやるんでしょ?」

そう言うと末央は力なくうなずいた。

「、、、帰ろっか。」

「、、、うん」

その日は末央を、末央の家まで送り届けてから家に帰った。