白side


やっと長ったるしい林間学園が終わって。

あー、、、早く末央に逢いてえな。

俺の彼女の末央は本人は無自覚の美少女で。俺がいない間知らん男に絡まれていたら、って考えて気が気じゃなかった。

そんな奴いたら殺してやるけど。

俺の末央に触る奴は許せねえ。

そう考えているとバス内での解散式が終わり、俺は正門へと歩き出した。

末央いるかな。

いつもの待ち合わせ場所のここなら末央がいる気がした。

「末央ー?」

そう言いながら正門の近くのベンチに近づいた。

「白君‼‼」

、、、やっぱり。

ベンチにいたのは俺の大好きな末央。

良かった、、、いてくれた、、、、。

「お帰り、、、」

「ただいま」

なんか夫婦みたいじゃねえか。

恥ずかしいから口には出さねえけど。