「おい、・・・せよ。・・・しろ!」



「・・して・・さいっ!・・・なさ・・いっ!」



ん?なんか聞こえる。

なんだろー、気になる。



よし、見に行くか!





弥生 「んー、ここら辺から聞こえたはず・・・」





「早くしろっ!」

「ひっ、や、やめて、くださぃ・・・!」

「仕方ねぇ、犯すか?」

「いいね、けっこーかわいいしぃ?」

「い、いや・・・っ!だれか、誰か助けてっ!」

「静かにしろ、おい、お前口おさえろ」

「オッケー♪」




・・・下衆だな。虫酸が走る。





「いやっ、いやぁぁぁ!」

「うるせーぞ!大人しくヤられろっ!」





弥生 「お前がな」



ドカッ・・・!



出来るだけ足音を立てぬように犯そうとしている男に近寄った俺は、がら空きの男の鳩尾に回し蹴りを決めた。



がはっ、といって近くの壁にぶつかるソイツ。

そして、そのままピクリとも動かなくなった。



これにキレるのがソイツの連れ。



「この野郎っ!」とか「よくも大事な連れを・・・!」と言って襲いかかってくる。



6人倒したところで、残りの奴らは一人を残して逃げていった。



弱い奴ほど群れたがるってやつだな、と思いながらソイツに視線を向ける。