いつか永遠の眠りにつく日まで

部屋に入って来たジャスティアの後ろには、ビリーとフランがいた。



「行くぞ。」



部屋へ入って来ると、ビリーは私の腕を掴んで部屋から引っ張り出した。

レオ様は、最後まで何も言わなかった。


自室に戻されると、ビリーとフランは何も言わずに部屋から出て行った。


どれくらい泣いていただろう。

不意に扉がノックされて、返事をするとリディが入って来た。



「リーリア様…。」



リディは心配そうに眉を垂らしていた。



「リディっ…。」

「……お気持ち、お察しいたします。」



そう言うとキュッと唇を結んで、俯いてしまった。

そうだ、リディはフランが好きなのだ。



「……リディ。」



声をかけると、リディはふと顔を上げた。その目は涙でいっぱいだった。

私はリディに近寄ると、そのままギュッとリディを抱き締めた。


(私だけじゃない。)



「怖いわよね。」



そう言うと、リディの身体が小さく震えだした。

鼻をすする音が聞こえた。



「フランがっ、死んでしまったら、私どうしていいかっ…。」



リディを抱き締める腕に、力を込めた。

まだ、16歳の少女だ。恐怖に震え泣いて当然の年だ。私だって、怖いのだから。