いつか永遠の眠りにつく日まで

あれから数日が経った。あれからというもの、私はレオ様の書斎で過ごすことが多くなった。

食事の時間になれば共に食事をした。


私がいないときのレオ様の食事は相変わらずのようで、きちんと食事を摂る姿を見て、1番喜んでいたのはジャスティアだった。


書斎で過ごすとき以外は、相変わらず城内を探検していた。

けれど、探検すれば探検するほどに警備の隙のなさに驚くと同時に絶望するばかりだった。


(ルチェルナでは見晴らしが良い上、城に攻め込まれるような心配がなかったからかしら。デネブリスに比べて、警備が少なかったのね…。)


そこでふと、デネブリスへ入ってすぐのことを思い出した。

レオ様は、新デネブリスにはまだ反乱分子がいると仰っていた。ということは、それに対する備えでもあるのかもしれない。


(とはいえ、到底私の力では抜け出せそうにない…。)


ルチェルナへ帰りたい気持ちはあるものの、特に何があるわけでもなく。

元々、ルチェルナとデネブリスは以前は多くの国を変えなければならなかったこと、今は国境にゴルディス山脈があるせいで、申し訳程度の国交しかなかった。


ルチェルナと国交のあった国は、先の戦争でデネブリスにすべて吸収、統合されてしまった。

今となっては、ルチェルナもデネブリスも、自国での自給自足で成り立っているような状況だ。