いつか永遠の眠りにつく日まで

食事を終えた後、再び本を読み始めた私と公務に戻ったレオ様を見つけると、ジャスティアは呆れたように溜め息を吐いた。



「お2人とも、程々になさるように。特にレオ様は昨晩もろくに寝ていらっしゃらないのですから。」

「…え?」



ジャスティアの言葉に、私は再び顔を上げた。


(ろくに寝ていらっしゃらない…?)

確かに、朝も昼も夜も、この部屋から出て来るレオ様に会った試しがない。


なんなら、ジャスティアに教えてもらうまでレオ様がこの部屋にいらっしゃるなんて知らなかった。

そのくらい、この部屋に籠りきりで公務をなさっているということなのだろうか。



「駄目です、レオ様! ちゃんとお食事と睡眠は取らないと!」



突然立ち上がってそう言うと、レオ様は再びお顔に表情を出した。

きっと、これもジャスティアから口うるさく言われているのだろう。



「昨晩も寝ていらっしゃらないのであれば、もう寝ても良いような時間です!」



時計を見ると、時刻は22時を指していた。

早いといえば早いが、寝ていないのであればもう睡魔に襲われているのではないだろうか。