いつか永遠の眠りにつく日まで

「あなたの考えなどお見通しです。何年あなたの側にいると思っているんです。」



そう言われて、ふと考えた。

ジャスティアの父は、レオの父である前国王の執事だった。


ジャスティアとはレオが幼い頃からずっと一緒だった。かれこれ20年以上の付き合いになるだろうか。



「今後、いかがなさるおつもりですか。」



そう問われて、レオはふと考えた。

考えていなかった。ただ、リーリアを側に置いておきたかった。



「…なるようになるだろう。」



そう言ったレオに対し、ジャスティアはやれやれと首を横に振った。

レオは椅子から立ち上がると、扉へ向かって歩き出した。時刻はすでに真夜中だった。



「どちらへ?」

「……。」



ジャスティアを無視して、廊下へと出る。

どうせ行き先はバレているに違いないのだから、言う必要もないだろう。


レオは書斎のすぐ左隣の部屋へ向かうと、真っ暗なその部屋へと足を踏み入れた。

微かな寝息が聞こえる。


そこは、リーリアの部屋だった。


慣れた足取りで奥へ進むと、ベッドの脇の椅子に腰掛けた。

そして暗闇に慣れた目でその寝顔を見る。