いつか永遠の眠りにつく日まで

「よく寝た…!」



やっと回復した私は、ベッドから降りて窓際で伸びをした。

あれから丸1日以上眠り続けた私は、すっかり回復していた。城から出たことのない私には、やはりハードな数日だったようだ。


ドアをノックする音がして、「はい。」と返事をするとリディが入って来た。



「お加減はいかがですか。」

「もうすっかり良くなったわ。ありがとう。」

「いえ、仕事ですから。」



そう言われて、私はついつい苦笑を零した。

(ルチェルナにはいなかったタイプだわ…。)


リディに続いて入って来たジャスティアが、私を見ながら罰が悪そうに眼鏡を直した。



「リーリア様、此度は申し訳ありませんでした。」



突然畏まって謝られたものだから、私はすっかり動揺してしまった。

道中はあんなに私をけなしていたというのに。



「急にどうしたの。」

「私があなたへの配慮を怠ったばかりに体調を悪くされてのですから、私のミスです。」



そう言われて、私はついつい吹き出してしまった。



「ごめんなさい。その、あまり気にしないで。私が体調を崩したのは、別にあなたのせいじゃないわ。」