いつか永遠の眠りにつく日まで

まだ私をこんなにも気に掛けてくれて。

まだ私に生きる道を残してくれている。



「リーリア。」



レオ様が、真っ直ぐに私を見つめる。



「伝えられないままは嫌だからな…。今、伝えておく。」

「レオ様…。」

「お前はその名前に違わない、清く真っ直ぐで美しい女性だ。けれど同時に、その身に全てを背負い込んでしまうから、脆く危うい。」



(何を言い出すのかと思ったら…。)

突然の褒め殺しに、私は赤面する。



「将来、ルチェルナを背負うことになったとき。お前が立っていられるのかと、今から心配だ。」

「……。」

「…本当は身分なんて捨てて…そうだな。どこか森の中にでも、お前と2人、逃げてしまいたかった…。」



私は涙を流しながら、微笑んだ。

(なんだ。)


考えていることは、一緒だったのか。



「何度ただの男と女として出会いたかったと思ったことか。」



何度も、夜、ベットで横になって眠りに落ちる時。


夢の中でいいからと。

私とレオ様を、ただの女と男にしてと願ったことか。



「…好きだ、リーリア。もっと早くに伝えられれば良かったのだが…。」



私は首を横に振った。それが、精一杯だった。

(私も、レオ様が好きです。)