いつか永遠の眠りにつく日まで

「んんっ…。」



足に力が入らなくなって、膝から崩れ落ちる。

レオ様はそんな私の体を支えながら床へ下ろしてくれたが、一向にキスを止めてくれる気配はない。



「ふぁ、あっ…。」



変な声が出てしまって、恥ずかしさと息苦しさに止まっていた涙が滲む。

いつの間にか両手は私の頬に添えられていて、私はその手に縋っていた。


レオ様がキスを止めてくれたのは、私の身体がガクガクと震え始めた頃だった。



「レオ、様っ…。」



息も絶え絶えに名前を呼ぶと、これまた見たこともないような妖艶な笑みを浮かべる。

私の頬をスルリと一撫ですると、私の体を抱き締める。



「あんなに強気だったのに…、これでは無理だな。」

「なっ…。」



レオ様は私の着ていたガウンの紐に指を掛けると、それをするりと解く。

突然のことに頭がついていかなかった私は、ただ呆然とする。



「……嫌か?」



そう問われて、やっとその意味を理解した。

ハッとして顔を上げると、レオ様の瞳の奥に炎がチラつくのを見た気がした。


私は何も言わず、ただレオ様の瞳を見つめ返した。