いつか永遠の眠りにつく日まで

「いつか言える時が来たら、教えてくれ。」



その言葉に、私はこくりと頷いた。


私たちには立場がある。

どうして物語のお姫様と王子様のように、幸せにはなれないのだろう。


ふと、ガシャリと音が響いた。


顔を上げると、玉座から立ち上がったレオ様がこちらへ歩いて来ていた。

私は、レオ様の視線を受け止めた。



「返事はいらない。だが…。」



私の前までやって来ると、レオ様はそっと腕を伸ばして私の頬に触れた。

その手に縋るように、私はそっと目を閉じた。


(温かい…。)


レオ様はそんな私の腰にもう一方の腕を回すと、腰をグッと引き寄せた。

突然レオ様の腕の中に閉じ込められた私は、驚きのあまり涙を引っ込めた。



「レ、レオ様…!」



驚いて顔を上げると、覆い被さるようにレオ様の唇が降って来た。


初めてのそれに、頭が真っ白になる。

先ほどまで頬に触れていた手は、いつの間にか私の頭の後ろにある。


身動ぎをするも、レオ様が私を離してくれる気配はない。



「んっ、レオ、様っ…。」



何度も何度も降って来るそれに、私は息が上手くできない。

不意に口内に舌が入り込んで来て、舌先が刺激される。