国を救った英雄として、
五色(ごしき)の鬼は
桜和国の歴史に名を残すこととなった。


彼らの死後、
彼らが身につけていた水晶は
彼らの遺言により、
彼らが収めていた地の
彼らが住んでいた社へと
奉納された。



そしてその社は彼らの死後
数十年数百年経とうとも
街の守護神の社として祀られ続けた。