送ってしまった。
『会いたいです』
亜美は画面を見つめたまま、スマートフォンを握っていた。
返事は来ない。
「…………」
駅のホームを人が行き交う。
電車が来て、誰かが乗って、誰かが降りていく。
亜美だけが、そこに残っていた。
先生、来て。
会いたい。
幸也と別れた。
さっきまで恋人だった人。
初めて好きになった人。
ずっと憧れていた人。
その人と別れたばかりなのに。
今、返事を待っているのは別の人だった。
スマートフォンが震えた。
「……っ」
すぐに画面を見る。
『どこにいる?』
『駅です』
送る。
すぐに既読がついた。
『そこで待ってて』
「…………」
来てくれる。
先生が。
その文字だけで、少しだけ息ができた。
『会いたいです』
亜美は画面を見つめたまま、スマートフォンを握っていた。
返事は来ない。
「…………」
駅のホームを人が行き交う。
電車が来て、誰かが乗って、誰かが降りていく。
亜美だけが、そこに残っていた。
先生、来て。
会いたい。
幸也と別れた。
さっきまで恋人だった人。
初めて好きになった人。
ずっと憧れていた人。
その人と別れたばかりなのに。
今、返事を待っているのは別の人だった。
スマートフォンが震えた。
「……っ」
すぐに画面を見る。
『どこにいる?』
『駅です』
送る。
すぐに既読がついた。
『そこで待ってて』
「…………」
来てくれる。
先生が。
その文字だけで、少しだけ息ができた。



