忘れられないよ君は―初恋だけでは終われない―

 何をするわけでもない。

 どこかへ行くわけでもない。

 ただ二人で歩いた。

 それでも帰りたいとは思わなかった。

 この道が、もう少し長ければいいのに。

 手が触れそうになる。

 亜美は離れなかった。

 もう少しだけ。

 先生の隣にいたい。