─ピンポンピンポンピンポーン─ 家の中にチャイムの音がせっかちに鳴り響く。 今は1月。 街はまだ微かにお正月の匂いが残っている頃。 まだ日の出が遅く朝6時だと言うのに外は薄暗い。 『はぁ?誰だよ。私寝たばっかだから。』 そう1人呟き掛け布団を頭まで被り インターホンを無視した。 しかしそんな眠い私をよそにインターホンは鳴り止むことはなかった。