.花物語/吉屋信子著

ここでまた、今度はいきなり大正時代に!
いわゆる、少女小説と呼ばれるもの。
大正時代のことは詳しくわかりませんが、今でいうラノベやケータイ小説に近い立ち位置なのかな?と思いました。
ハッキリ言うと、ボーイミーツガール要素は皆無です!
女学校を舞台にした、処女(と書いて、おとめと読む)たちのお話。
先述の、おちゃめなふたごも、女の子だけの世界だけれど、こちらは時折、友情以上?と思う要素もあるけれど、あくまでプラトニック。
短編集なので、古風な表現があっても問題なく、読みやすいよ。
比較的気軽に(?)日本語の美しさを堪能できます。