きっと、君に怒られるだろうけれど



たとえ、もう愛おしい顔を見ることがなくても、


天使のような声が聴けなくても、


その小さな体を抱きしめることができなくても、


大切な君を一生このカメラにおさめることができないとしても、


春の陽だまりのようなあたたかな優しさで溢れた記憶の中で、俺の世界の中心である君をずっと、ずっと変わらずに愛すから。


君の愛した世界を、俺は今日も全部抱きしめて生きていく。



【End.】