(でも、ほんの少し寂しいな.........、)
なんて、思っていると。
「あー、その顔、可愛すぎ、」
そう言って、おもむろに、
前髪をくしゃっとする篠倉先輩。
そして、そのまま.....................
「ん。俺のハチマキ」
そう言って差し出されたハチマキ。
私は、篠倉先輩のハチマキを受け取って。
ハチマキのジンクスを、
叶えるかのように、篠倉先輩と交換した。
「.........っ、嬉しい、ですっ、」
私は、泣きそうになりながら、篠倉先輩から、受け取ったハチマキを握り締めていると。
突然、口元に赤いハチマキが当てられて。
「............んっ、」
かと思えば、
すぐに、くちびるに伝わった温もり。



