五年の想いを抱えて

「玲ちゃん先生って。何よその呼び方、どっちかにしなよ」

「…すみません」

思い返したら変だけど思わぬところを突っ込まれて俺は呆然とする。

「けど、ありがとう。私もこの前話して、別れたほうがいいってバッサリ言われてなんかすっきりした。私も頑張ってみるからさ、だからうまくいったら二人で褒めてよね」

俺は笑顔を浮かべた。

「はい」

「じゃあね」

今度こそ俺たちは別れた。