「あ、のさ晴葵、」 私は聞いてみることにした。 「授業中とか私のほう見てる?」 「見てるよ」 気のせいだったらとても恥ずかしい質問だったが、見てたと言われても恥ずかしい。 「可愛いなあって思ってよく眺めてるよ」 「えっ」 私の体温が上がっていくのがわかる。 心臓の音が聞こえそうだ。その時、私のスマホが鳴った。 知り合いの先輩からのLINE。 『玲ちゃん今大阪?』