「あ……、ううん。何でもない」
守人さんって最近元気ない?と、聞くのは違う気がして。
だけどやっぱり、気になってしまって。
――あなたと話す時の一葉は、元気そうですね
柴さんのあの言葉の意味を、どうしても知りたいと。
そんな事を、思ったのだった。
◇
そして帰り道。
強風により、私の髪の毛がフワリと風に舞い、そして勇運くんの顔に被さった。
「わ、ごめん。勇運くん!」
「ん……、いーけど」
「は、はは……」
今日は、家庭教師の日。
なので私の家で勉強するべく、私と勇運くんは共に帰路についていた。
「試験まで、一か月切ったな」
「は、早すぎるよ~……」
「でも最近は調子いいだろ? 苦手な分野、確実に潰せてると思うぞ」
「そ、そうかな。ありがとうっ」
私の将来のかかった試験は、もう来月。
だからクリスマスだとか、お正月だとか。それら行事を、楽しんでいる暇はない。だって、その試験で、全てが決まるのだから――
守人さんって最近元気ない?と、聞くのは違う気がして。
だけどやっぱり、気になってしまって。
――あなたと話す時の一葉は、元気そうですね
柴さんのあの言葉の意味を、どうしても知りたいと。
そんな事を、思ったのだった。
◇
そして帰り道。
強風により、私の髪の毛がフワリと風に舞い、そして勇運くんの顔に被さった。
「わ、ごめん。勇運くん!」
「ん……、いーけど」
「は、はは……」
今日は、家庭教師の日。
なので私の家で勉強するべく、私と勇運くんは共に帰路についていた。
「試験まで、一か月切ったな」
「は、早すぎるよ~……」
「でも最近は調子いいだろ? 苦手な分野、確実に潰せてると思うぞ」
「そ、そうかな。ありがとうっ」
私の将来のかかった試験は、もう来月。
だからクリスマスだとか、お正月だとか。それら行事を、楽しんでいる暇はない。だって、その試験で、全てが決まるのだから――



