お巡りさんな彼と、その弟は、彼女を(密かに)溺愛する



――こんばんは~。ちょっといいですか?



懐中電灯で、私を照らしてくれた、あの時。

私は、希望の光が降り注いだと、そう思った。そして、その光を連れてきたあなたに、恋をした。



――目立っちゃってごめんね。どうしても、ホラ。制服がね

――大丈夫です。カッコいいですし



あの時から、私は守人さんの事を考えるようになって。そして、自分の中にある気持ちを「恋」と呼ぶのだと知った。


成希と最悪な恋をして以来、もう恋なんて出来ないと思っていたけど……あなたに会えたから、私はまた、恋をすることが出来た。



「守人さん、あのね」



楽しい今日が終わる今、伝えさせてほしい。

眠ったあなたにだけ、私の気持ちを伝えたいの。