「ありがとうございます、守人さん」 優しい守人さん。いつも、人のことを第一に考える守人さん。 やっぱり優し過ぎますよ――と。もらったウサギを、思わずギュッと握り締める。 ――観覧車の中で少し休憩したら、ゆっくり帰ろう もうそろそろ、この楽しい時間も終わる。守人さんとの二人きりの時間が、終わってしまう。 「ねぇ、守人さん……」 私の変な気持ち、聞いてくれませんか?