「し、成希……?」
「冬音、今まで悪かった。俺、反省してんだ。どうして、お前を大事にしなかったのかって」
「……っ」
成希の顔を見る。すると高校時代、優しかった頃の彼の面影があって……懐かしさで、思わず眉間に切ないシワが寄る。
「あの頃の俺たちに戻りたい。俺は……やっぱりお前が好きだから。今度こそ、お前を大事にしたいんだ」
「……っ」
成希が大学生になって、久しぶりに再会した時。そして告白された時。あの時も、成希はそう言ってくれた。
大事にするから、と。
あの時の優しい成希が、また戻ってきたのかと――私の口が、希望を持って僅かに開く。
だけど。
――簡単に許しちゃダメ
「!!」
守人さんの言葉を思い出す。
そうだ、あの日。
守人さんは、私に、こう言った。
「冬音、今まで悪かった。俺、反省してんだ。どうして、お前を大事にしなかったのかって」
「……っ」
成希の顔を見る。すると高校時代、優しかった頃の彼の面影があって……懐かしさで、思わず眉間に切ないシワが寄る。
「あの頃の俺たちに戻りたい。俺は……やっぱりお前が好きだから。今度こそ、お前を大事にしたいんだ」
「……っ」
成希が大学生になって、久しぶりに再会した時。そして告白された時。あの時も、成希はそう言ってくれた。
大事にするから、と。
あの時の優しい成希が、また戻ってきたのかと――私の口が、希望を持って僅かに開く。
だけど。
――簡単に許しちゃダメ
「!!」
守人さんの言葉を思い出す。
そうだ、あの日。
守人さんは、私に、こう言った。



