「おはよ」


クールで美しい春ちゃん!



「おっはよう」



低身長で無駄に元気な私!雪!



「……おは」


無気力の天才!涼くん!




うんうん!いっつもどおり!





そして





2人が付き合ってるのも、





いつも通り。






「ヒュー!今日もラブラブダネェ!」




いつも思ってないこと言っちゃうけど、これが私。




もう受け入れちゃってる。






わかんないんだ。





自分が考えるより先に口の方が動いてる。





「こら、そういうこと言わないの。」




「えへへっはーい!」




もう気づいてるかもしれないけど、私は涼くんが好き。




そりゃもうすっごく!




でも、やっぱり私は恋人じゃなくていい。





好き以前に、ひとりの大好きな友達だから。





別に遠慮してるとかじゃない。





私、そんなにいい子になれない。









でも私はこんな私が好き。




だからいいんだ。






「あ!秋ちゃんだ!へーいへーい!」





「……何その動き」




涼くん!そんな冷たい目で見るのやめてよ〜!




「へ〜??盆踊りだよ??」




え??もっとつめたくなった??




「よ!今日も変な挨拶だな!雪!」




「も〜!!あきちゃんまでひどい!」




「すまんすまん」





あ!あきちゃんこと、秋斗くんでーす!




明るくって、お調子者。そんで、春ちゃんが好きなんだ。




なんかもう諦めかけだけどね〜




「と!いうわけで!この四人で一緒にいまーす!」




「夏、誰に向けてやってるの?」




はるちゃんったらぁ!


冷たい目で見ないでよう!?