契約から繋がる


「だから無理。彼氏はいらないの」


微笑み私は直樹を見つめた。
本当に最後。
きっと直樹引いた…。


いいもん。別に。
借金さえ返したら
もっと素敵な彼氏見つけるんだから。


「…借金…そんな酷かったんだな…」

「大丈夫だよ。すぐ返せるらしいし」

「…それでも…俺は里菜といたい…」

「……え?」


何…言ってるの…?
訳が分からないよ…?