契約から繋がる


「お前なぁ…」

「…私は…まだ彼の事好きだし…今はまだ忘れる事なんて出来ません…」

「どんな男でもか?」

「どんな男でも?何か知ってるんですか…?」

「…嫌。言ってみただけだ。俺は寝るから、適当にしてろ」


オーナーは部屋へと入って行く。
何か…知ってるんだね。


いくら私でも
それぐらい分かるんだから…。