「嘘だと思うなら、今夜確かめに行くか」 「………………」 「お前はアイツの標的になった。アイツはお前を店に売り出すつもりで一緒に暮らしてたんじゃないのか」 何で私…? だって……なら何で…。 私に手を出さなかったの…? 「そんなの嘘だよ。だって、直樹は私を大切にしてくれてたもん」 「それは女としてじゃない。商売道具としてだ」