契約から繋がる


「あ…直樹」

「も〜。遅いぞ……って…」


直樹は海を見ると顔色を変えて
じっと海を見た。


何で…?
どうしたの…?


「里菜…行くぞ」


私の腕を掴むと
強引に歩き始めた直樹。


「なっ、ちょ、ちょっとっ?!」


引っ張る直樹の腕を振り払い
私はその場に立ち尽くした。


振り返ると海くんは居なくて…。
……大丈夫かな…。


「急に何よ?酷いよ」

「酷いのはアイツだろ?!」


アイツ?
アイツって……誰…?