あなたにやっと気持ちが届いた

11月に入りとうとう体育祭前日

「私たちは仕事があるからちょっと待ってて!」

「わかった!」

「はぁ、1人だしどうしよう」

私は窓側の席のため、日差しがポカポカ気持ちいからだんだん瞼が閉じてきた。

でも、それに逆らう理由もないのでそのまま机に伏せて眠りについた。

それから何分たっただろうか

なんか声が聞こえる

「そうだったんですね」

「ありがとうございます」

「いえいえ」

「…ん」

「あ!起きた!」

私は教室の入り口の方をみるとかのんとせれんと…ん?桧山先輩!?

「ひ、桧山先輩?!なんで!」

「美月が寝てるからせれんたちが帰って来るまで待っててくれたんだって!」

「そうなんですか、ってあれ?このブレザーって先輩のですか?」

「そうだよ!」