体は拒否反応を起こし、固まる。
俺はそちらも見ないままに答えた。
「――断る」
対面に座すアカツキに至っては鋭利な殺気を放っていた。
「そない堅いこと言わんと~」
遠慮と言う言葉を知らない相手は、どっかりと俺の隣の席に腰を下ろした。
「仲良ぅしてや」
「無理。ってかどっか行け」
アカツキは何も言わないが、その無言が賛同を意味にしていた。
「でもお前らとは一応友達ってことになっとるから」
「……はぁ?」
いきなりとんでもない事を言い出したオレンジ頭の編入生――瀬川蓮を睨みつける。
しかし相手はへラッと笑ったままだ。
「シュンとアカツキちゃんはもともと知り合いってことでもう言いふらしてあるねん。だから俺の事は気軽に”レン”って呼んでな」
頭の血管が痙攣するのを自分でも感じた。
「…呼ぶか!」
力いっぱい拒否。
…あーあ。
せっかくの昼食がマズイものとなりそうだ。

