Fortunate Link―ツキの守り手―





ブチ切れたシュンが足音荒くリビングから出て行った後のこと。





一人リビングに残った彼女が、


「――と言ってもまぁ、ぶっちゃけ代わりなんて居ないんだけどね」


宙を見つめてふと微笑んだ。