………………なんの、病気ー…。
言い出せない。
言えない。
言う勇気がない…。
「…………。」
私はなんにも言えなかった。
「癌とか?!あ、ー!!心臓病?!
まぁ結果がそうであろうとあたしは
華波の親友だから安心しなさぁ~い!!」
織香は私の背中をポンと軽く叩いた。
ーーーー言っても…親友?!
本当に?!………
私がHIVだって言ってもー…?!
ずっと仲良くしてくれるの?!
「本当にどんな病気でもずっと親友?!」
私は真剣に聞いた。
「何真剣になってんの??」
メニュー
メニュー
この作品の感想を3つまで選択できます。
設定されていません
読み込み中…