自分の幸せをとるかー…、 雄樹の幸せをとるか。 私は一回の快感を味わっていればいい。 …そう思ったとしても、 雄樹は一生完治しない重病にかかってしまう。 …私、雄樹にHIVうつすことなんて、… できないよーー…。 なんでだろー…本当はどうでもいいはずなのにね。 ……どうして?なんで? …………………私は信号の前で立ち止まった。 涙は頬を伝って流れてくる…………。 分かった。 …私、雄樹のこと愛してたからなんだー…。 ねぇ、雄樹は私がそんなこと言ったら笑うかな…? きっと笑うよね。