要君を思い出した瞬間、
涙腺が緩み、涙が溢れ出しそうになった。

…ヤバい…。
もう忘れないと…。

ずっと忘れてたのにねーー…。

なんで今思い出すんだろー…もう…思い出さない。

お互いが望んだ別れだもん。

………………こうしていつまでも未練たらしいのは私だけだよねー…。

でも関西に来る前に言えばよかった。

「ありがとう…さよなら」って…。

でも後悔はしないー…。

これがいつか私の地図になるからー…。

絶対…絶対に…。


……………そして私は空を見あげた。