「今日はどうした?!」

要君の低く、優しい声。

好きって自覚したこの前から
1日しか経ってないのに何故か全てを好きになっている。

「あ、お弁当…食べるんだけど
食べ終わるまで電話してていい?!」

「うん!全然いいよ!
俺もいまから学食いこうと思ってたんだ!!」

要君は昨日のことがウソのように
明るくて元気になっていた。

「今日の放課後…会いたい。」
私は自分で作ったお弁当を頬張りながら
心ままに言った。

だって…約束したもんね。

私は要君とずっと一緒にいるってー…。