「……俺の前だからいいんじゃなくて?」
「ふぇ……」
壁に両手を押さえつけられた。
ブラウスのボタンはぜんぶ外れて、はだけたまま。
「ほら、もうこれで咲桜先輩は俺から逃げられないね」
「ぅ、やぁ……離して……っ」
「少しだけ肌が見えると逆に興奮する」
指先で軽く鎖骨に触れてきて。
肌に指が触れてるってわかると、身体が勝手に反応しちゃう。
「うぅ……さっき変な気起きないって言ったのに……っ」
「だって先輩が可愛くてエロい声出すから」
「っ……」
「もっと攻めたくなるっていうか……乱したくなる」
今でも充分すぎるくらい、柚和くんに乱されてるのに。
これ以上されたら、ぜったいわたしの身がもたない。
なのに。
「咲桜先輩……俺のほう見て」

