猫をかぶった完璧イケメンくんが、裏で危険に溺愛してくる。




――で、連れてこられた場所がどこかというと。


「こ、ここはいったい……」


目の前に、ドーンと建ってる立派な一軒家。


「僕の家です」

あぁ、見覚えがあると思ったら……!


柚和くんのおうちにお邪魔するのは、勉強を教えてもらった日以来かも。


「どうぞ。あがってください」

「え、あっ、え?」


「雨宿りするにはちょうどいいと思うんで」


まさかのまさか。

こんな展開になるとは。


ちょ、ちょっと待って。


冷静に考えて、この展開は急すぎない……!?


家の人もいないみたいだし、ふたりっきり?


ここで、またしてもキスのことが浮かんじゃう。


うぅ……わたしのほうが意識してばっかりだぁ……。


「先輩、脱いで」

「……うん」