お昼に音楽室へ通うようになってから学校が楽しく思えてきた
早く会える時間にならないかなってそわそわしたり



音楽室で演奏者と観客の関係だけの繋がりだった
だけど私にとって大切なものだった



少しずつ話もしたりして仲良くなれたんじゃないかなとは思ってる
そして好きになるのに時間はかからなかった



進級してクラスが同じになった今でもそれは変わらなくて
誰も知らない私たちだけの時間


でも好きが溢れてもう抑えようがない
はじけた想いは止まらなくて



たとえ振られるとわかっていたとしても
うじうじ悩んでいたって始まらない



言わなきゃ伝わらないことだってあるから
だからこの恋心(きもち)を律屋くんに伝えたい