はじけた想いは。

そう伝えると真剣さをわかってくれ、ちゃんと聞くから俺の話も聞いてほしいと言われた



戻ってきたのは隣の教室
私達の教室は廊下側は鍵がかかっているから
その代わり…なのかどうかはわからないけど、控室である教室(ここ)は今日は常に開放している



「誰もいないね」



みんなこの休憩時間を楽しんでいるんだろう
でも私たちを包むのは静寂



──カチャッ



「誰にも聞かれたくないから。合ってる?」

「う、うん」

「小路さんのタイミングで話してくれるの待つから」



そう言ってくれた彼
私は彼にバレない程度に鼓動が速くなる心臓を落ち着かせるために深呼吸をする



吸って吐いてをいくらか繰り返した後、意を決して話し始める
律屋くんを好きになった人がいることを憶えていてほしいから