ひとたらしどうし

「それで?姫はなにをご所望ですか?」


今だったら、なんでも言うこと聞きますが?


ベッドの中。


ふたりで寝転んで、ヒミツのハナシ。


叶夢さんが手を伸ばして、私の耳に触れる。


そこには変わらず、イチゴのピアス。


変わらないものと、変わってゆくもの。


そうやって日々は、まわるのだ。


でも、変わるものも、変わらないものも。


叶夢さんが隣にいてくれれば、すべてが愛おしい。