ひとたらしどうし

「柚ちゃん…もう…、」


「叶夢さん…もう…、」


揃った声で、お互いに限界なのだと、気がつく。


素肌と素肌が合わさって。


お互いの心音まで、混ざり合う。


重なる吐息と、てのひら。


乱れる呼吸さえ、重なって。


ふたりで同時に、絶頂を迎える。


シアワセ、だ。


ただ、ひたすら、に。