ひとたらしどうし

車内に響いた、叶夢さんの大声。


絡まる、視線。


それは、お互いに……


「…もー。我慢できなくなんじゃん?!って、か。すでに!現に!!我慢できてないし!!」


部屋に帰ったら、ちゃんと落ち着いて、いろいろ話そうと思ってたのに!


やることやってからじゃないと、オレ、無理だよ?!無理だからね?!


全部全部、柚ちゃんが可愛すぎるせい、だからね?!


ちゃんと、責任取ってもらうから!!


そんな叶夢さんの宣言と、私を求めてくれている視線が、とてつもなく、うれしい。