ひとたらしどうし

まぁ、でも、それも。


私たちらしいといえば、それ以上の感情は浮かんでこなくて。


叶夢さんとだから、だな。


それぞれのアイスクリームのカップを交換して、シェアしながら、そんな風に考えていたら。


柚ちゃんとだから、だな。


叶夢さんがちいさくつぶやくのが聞こえて。


以心伝心?


いやいや、もう。


相思相愛、だ。


視線をあげたら、叶夢さんも私を見ていて。


「「ふふ」」


揃った笑い声に、シアワセを感じる。