ひとたらしどうし

そんな私に。


「…あー、だめ。やっぱしだめ。却下」


両手で大きくバツジルシを作った、叶夢さん。


「…え?やっぱり似合ってないですか?」


…そっかぁ。残念。言いながら、ワンピースをカラダから離した私に。


「違う違う違う違う!!似合ってる!すごい似合ってる!でも!!」


でも?!


勢い込んでいる、叶夢さんに問いかけ返す。


「丈!!」


…た、たけ……??


あまりの勢いに、ぽかん。としながら返したコトバ。