ひとたらしどうし

手をつないで歩くだけで、シアワセが溢れてくる。


それは、叶夢さんが私に、パワーを分けてくれるようで。


私がそうだと言うこと、は。


叶夢さんもおんなじ風に考えてくれていると言うこと、で。


断言出来るのは、さっきの甘い朝のベッドの中の出来事のおかげ、で。


叶夢さんの過去を想像して、勝手に妬いてしまった、ちいさなヤキモチ。


同じように、叶夢さんも私の過去にヤキモチを妬いていたなんて。


『絶対、私のほうが好きだ』


なんて確信を持っていたけれど。


なんのことはない。


同じ気持ちを抱えた、ふたり。だ。