ひとたらしどうし

考えながら、暗くなった歩道を歩く。


耳にささったイヤホンからは、最近大好きなラブソングが流れている。


ほんの少し、残業をした帰り道。


いつもにも増して、人通りが少ない。


でも、電灯もついているし、



『あなたのことしか考えられない』なんて歌詞のラブソングが、頭の中に流れているし。


ご機嫌で、鼻歌交じりに夜道を歩く。


今日はなにを食べようかな?


白石さんはなにを食べるんだろう?


いっそのこと、いっしょにごはんを食べたいな。


白石さんとだったら、なにを食べても美味しいだろうな。


ニヤニヤしながら、ひとりで歩く。