ひとたらしどうし

カフェの私が座っている席から、ガラス越しに戻ってきてくれた、叶夢さんの姿が見えて、体温があがってゆく。


ドキドキしたり、ドキドキを冷ますために深呼吸をしたり。


忙しない感情も、叶夢さんと居られるから感じることが出来て。


ずっとずっと、続くといいな。


思いながらひとくち、アイスティーを口にふくんだ。


ふくよかな香りが、まっすぐに喉を通る。


残っているショートケーキ。


まだまだ、時間はあるのだ。