ひとたらしどうし

見とれ、る。


この、ざわざわとした空間の中、で。


すうっ、と、まわりの喧騒がひいてゆく。


不思議な、はじめての感覚、は。


白石さんとしか、感じられないもの、だ。


自分の中で、断言してはじめて、確認する。


白石さんの目が、まっすぐに私を見つめていて。


そのやさしい目の色にただ、見とれる。