ひとたらしどうし

「ところでところで、朝野さん」


あなたのその服、どうしたもんかなぁ。


私から一歩、下がって、上から下まで白石さんの視線が行き来する。


「…え?なにがですか?」


意味がわからずに、白石さんに問いかける。


「…うん。うんうんうんうん」


顎に手を当てて、まだ私を見ている。


「スカートじゃなくて、ジーンズなのは大変よろしい」


でも、さ。


肌が結構、見えてませんか、ね?


私に同意を求めるように、今度は白石さんが私に問いかけた。